家電リサイクル料金とは?どういったものにかかるの?
家電を回収する際に物によってはリサイクル料金がかかるものがあることをご存知でしょうか。
引っ越しや、新しい家具家電を新調された経験のある方は漠然とでも把握されているかもしれませんが、実際どのような物にかかってくるのかはっきりと把握していらっしゃる方は少ないもの。
そこで本日は、リサイクル料金とはどのような物にかかってくるのか、何故そのような料金がかかるのかについて簡単にご説明します。
費用が掛かるのは"家電リサイクル法"に基づくため!
"家電リサイクル法"、この言葉をどこかで耳にしたことはないでしょうか。
ざっくり説明してしまうと、 その名の通り家電をリサイクルしましょう!という法律です。
この法に基づいて、家電の一部は処分する際にリサイクル料金が課せられることとなりました。
家電リサイクル法とは?
電化製品に含まれる貴金属はリサイクル可能なものが含まれています。
以前は一部は回収されていましたが、その大半がそのまま埋め立てられている状況でした。
しかし何事にも限界はあります。埋め立てられる場所の確保問題、まだ利用できる部品が残っているにも関わらず、そのままゴミとして扱ってしまう問題。
これらを解決すべくつくられた法律が"家電リサイクル法"です。
利用できる部品を取り出すのにも手間暇がかかります。
そういったことも含めたものが家電リサイクル料金になります。
どんな家電に適用されるの?
"家電リサイクル法"は全ての家電製品が対象ではありません。
対象なのは下記の4品目です!
エアコン
テレビ
冷蔵庫
洗濯機
現在は単に冷蔵庫、洗濯機といっても様々なタイプの物があります。
基本的に同じような用途の物であれば対象だと考えてもらって問題はないと思いますが、判断が難しい場合には、型番を控えて近くの家電量販店などに問い合わせてみても良いと思われます。
またリサイクル料金については、メーカーやサイズによっても異なってきます。
場合によっては、新しい家電を買い替える際に引き取ってもらえることもあるので、きちんと確認してみるようにしましょう!
不用品回収業者に依頼する場合には、パック料金内に全て込みになっている場合もあります。いちいち確認を取る必要もない上、他にリサイクル料金が発生する物があっても別途費用を取られる心配がないので、お得に済ませられる可能性もあります。
しかし、中には回収分の見積りのみで、後々リサイクル料金や人件費、交通費を上乗せさせられることもあるので、事前に料金体系をしっかり確認しておくことが大切ですよ!
まとめ
家電リサイクル料金は、私たちの生活を守るためのものです。
目に見える形ではないですが、日常生活の中で利用している家電品も再利用されたものが数多く使用されていたりします。
ただゴミとして捨てるだけでなく、新たに再利用されることを考えると、ちょっといいことをしている気分になりますね!