役目を終えた雛人形はどうしたらよい?
子供が大きくなると、今まで成長を祝ってきた雛人形も必要がなくなってきます。その時の処分はどうしたら良いのでしょうか?今回は雛人形の処分方法についてみていきましょう。
雛人形の処分方法
①自治体のゴミとして処分する
各自治体のルールに従って出しましょう。
可燃ごみや不燃ごみでも処分が可能ですが、一辺の長さが30㎝以上になると粗大ごみとして扱われるのが一般的です。
まずは大きさを測って確認しましょう。
そのまま捨てるのには抵抗があると思いますので、自分で捨てる場合には雛人形を白い紙か和紙に包んで塩を振るのがおすすめです。
他の家庭ごみと分けて出すようにすると、更に気持ちも落ち着くでしょう。
②お焚き上げ供養してもらって処分する
娘の幸せを願って飾られ続けた雛人形は、普通に捨てるのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか?
その場合には、供養料を払って神社やお寺でお焚き上げ供養をしてもらい処分しましょう。
また雛人形の入っていたガラスケースや燃えない部品などは受け取りしてくれないことが多いので確認してから持ち込みましょう。
③友人や知人に譲る・寄付する
必要としている友人や知人に譲ったり、寄付として受け付けてくれる団体もあります。
ただし、雛人形は「子供の災厄を引き受けてくれる存在」なので、こうした意味合いから見るとあまり良くないと考えられます。
お焚き上げ供養をしてもらってから譲ったり寄付するなどして気持ちよく譲ることが出来れば良いと思います。
④専門店で買い取ってもらう
雛人形の中には、美術品や骨董品としての価値があるものもあります。
有名作家の作品で破損がない状態であれば買い取って貰える可能性が高いので、一度問い合わせてみましょう。
⑤ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリで出品することも可能ですが、「子供の災厄を引き受けてくれる存在」 という面からしてもなかなか売れづらい商品ではあります。
こちらもお焚き上げ供養をしてから配送すれば気持ちよく譲れるでしょう。
⑥不用品回収業者に依頼する
七段飾りや大型のガラスケースに入っている雛人形だと、運び出しをする際にも大変です。
不用品回収業者へ依頼すれば運び出しから処分まで全てやって貰えますし、都合の良いタイミングで回収してもらえるので非常に楽に処分ができます。
雛人形以外にも、初節句で贈られた人形や飾り物などもあれば一緒に回収してもらえるので便利です。
また急いで処分が必要な場合には、即日で対応可能な不用品回収業者を利用しましょう。
まとめ
娘の成長を祝ってきた雛人形には思い入れも深く手放しにくいものです。
処分方法は色々とありますが、後悔しないで手放すためにも感謝の気持ちを忘れずに納得の行く処分方法を充分考えてから処分しましょう。