自転車を処分する方法は大きく分けて3点あります。
1) 不用品回収業者に依頼する
2) 粗大ゴミとして捨てる
3) 自転車ショップなどに下取りしてもらう
それぞれメリット・デメリットがありますが、自分で処理するのが面倒だったり時間がない、もしくは回収してほしい自転車が複数ある場合は、不用品回収業者への依頼が便利です。
この記事では自転車の処分方法などについて詳しく解説していきます。
「自転車の処分は不用品回収業者に依頼できる?」
自転車の処分は不用品回収業者に依頼できるのか解説します。
「ほとんどの業者が対応している」
不用品回収業者は数え切れないほど存在しますが、そのほとんどが自転車の処分に対応しています。
自転車の状態やメーカーなどは一切関係なく回収してくれるので、自分で処分するのが面倒な場合や時間がない場合は不用品回収業者の利用が便利です。
また自転車以外にも多数の不用品などがある場合はまとめて依頼できるため、自宅の整理をする際にも役立ちます。
「自転車を不用品回収する際の費用と流れ」
自転車を不用品回収する際の費用と流れ、注意点について解説します。
「費用」
不用品回収業者に自転車処分を依頼する場合、だいたい8,000円~10,000円の費用がかかります(1台のみの場合)。
逆に複数の自転車を処分する場合は1台分の処分費用が割安になり、1,000円~2,000円/台の費用になるケースもあります。
具体的な費用については検討している業者に問い合わせるか、見積もりを出してもらうことで明らかになります。
「流れ」
不用品回収業者に自転車処分を依頼する流れとしては以下のとおりです。
1) 電話もしくはインターネットから申し込みをする
2) 業者から確認の連絡がくる
3) 処分内容の詳細を業者とやりとりする
4) 日時の決定
5) 回収作業
6) 費用の支払い
これといって難しい工程はなく、電話一本で日時決定→回収作業といった形でスムーズに進むことがほとんどです。
「注意点」
自転車処分をスムーズに行ってくれる不用品回収業者ですが、なかには悪質なところもあるので事前に信頼と実績を確認しておくことをおすすめします。
不用品回収業者とのトラブル件数はけっして少なくありません。電話の段階で態度が悪かったり信頼できそうにない場合は他の業者へ依頼しましょう。
また、しっかりと見積もりを取ってから着手させることが重要です。
「その他処分方法」
自転車の処分方法をそれぞれ解説します。
「粗大ゴミとして捨てる」
自転車は粗大ゴミとして捨てることができます。
各自治体によってルールは異なりますが、指定の場所で粗大ゴミシールなどを購入して貼り付け、指定日にゴミとして出すだけです。
費用はだいたい300円~800円となっています。
ただし自転車を回収できない自治体もあるので、事前に確認しておきましょう。
「新しい自転車を買う人はお店に下取りしてもらう」
新しい自転車を買う人は、自転車ショップなどの下取りサービスを活用するとお得です。
新しい自転車を購入するお店に処分したい自転車を持参し、下取りをしてもらいます。
費用は無料~1,000円程度となっていますが、下取りをしていないお店や下取りが高額になるところもあるので注意しましょう。
「廃棄する時は防犯登録抹消手続きが必要」
処分する際は防犯登録抹消手続きが必要になります。
「防犯登録抹消手続きとは」
防犯登録抹消手続きはその名のとおり、購入時に行った防犯登録を抹消する手続きです。
抹消手続きを負えないと防犯登録をされたままの状態になるため、処分することができません。
「防犯登録抹消手続きに必要な書類」
防犯登録抹消手続きに必要な書類は以下のとおりです。
・防犯登録カード(なくても可)
・防犯登録を抹消したい自転車
・身分証明書
防犯登録カードがあれば手続きがスムーズに進むので、保管している方は忘れずに持参しましょう。
「防犯登録抹消手続きの方法」
防犯登録抹消手続きは交番もしくは警察署(防犯協会)で行うことができます。
一部の自転車ショップでも手続きを行えることがあるので、詳しくは店舗へ問い合わせてみましょう。
手続きは警官もしくは店員がわかりやすく説明してくれるので簡単です。
「納得できる処分方法を選ぼう」
自転車の処分方法はひとつではありません。
もっともラクに処分できる方法は不用品回収業者への依頼と言えますが、費用に納得できない場合は粗大ゴミとして捨てる方法が最適ですし、新しい自転車を購入するのであれば自転車ショップなどで下取りサービスを利用するのがベターだと思います。
いずれにしても自転車を廃棄する際は、防犯登録抹消手続きが必要になるので忘れないよう注意しましょう。