不用品回収業者が提供している「軽トラプラン」は、軽トラの荷台に積み込める容量であればいくら積み込んでも定額という嬉しいサービスです。
しかし実際に利用を検討している方は、次のような不安を抱いているはずです。
・メリットとデメリットを把握したいけどよくわからない
・はたしてどれくらいの荷物を積めるのか?
・積み込みができない不用品を知りたい
・軽トラプランはどんな人に最適なプランなのか知りたい
この記事では不用品回収業者が提供する「軽トラプラン」について詳しく解説していきます。
「不用品回収の軽トラプランのメリット・デメリット」
不用品回収の軽トラプランのメリット・デメリットについて、それぞれ解説します。
「メリット」
不用品回収の軽トラックプランを利用するメリットは、「手軽さ」にあると言っても過言ではありません。
一般的な不用品回収では荷物単位での処分になるため、モノが増えれば増えるほど費用が高くなりますが、軽トラックプランの場合は容量いっぱいまで積み放題なので費用は一定。
軽トラックに積みきれるレベルで結構な不用品がある場合は、お得に処分することが可能になります。
さらに不用品回収業者への依頼は不用品の分別・袋詰・運搬をすべて任せられるので、手間がかからないというメリットもあります。
「デメリット」
不用品回収の軽トラックプランを利用するデメリットは、費用が一定なのでどれだけスペースが余っていても決められた金額を支払う必要があるということ。
軽トラックの容量いっぱいに積み込めるほどの不用品があればお得に利用できますが、逆に少ない量では損をしてしまうので注意しましょう。
また不用品の量に合わせて、最適なサイズのトラックを予約することをおすすめします。
「軽トラプランではどれ位の荷物が積めるの?」
一般的な軽トラにどれくらいの荷物が積めるのか解説します。
「最大積載量は350kg」
軽トラックに不用品を積める量はほぼ一定です。
そもそも軽トラックは軽自動車の規格に基づいて製造されているため、サイズや積載量は同様となっており、最大積載量はおおよそ350kg。
実際に以下のような不用品を軽トラックへ積み込むことができます。
不用品 重さ
中サイズの洗濯機 約70kg
中サイズの冷蔵庫 約60kg
2人掛けソファー 約30kg
4人用ダイニングテーブルセット 約20kg
計:180kg
これだけ積んでもまだ最大積載量には届きません。
つまり軽トラックには、結構な利用の不用品を積み込むことができるので、いらなくなった大量の家具や電化製品などを処分したい方にはおすすめのプランと言えます。
「不用品回収の軽トラに積み込みできないもの」
一般的に不用品回収の軽トラック積み放題で積み込みできないものを解説します。
「基本的に運搬においてリスキーなものは積み込めない」
大量の不用品を積み込めて費用が一定ということで非常に便利な軽トラックプランですが、残念ながら以下のようなものは積み込むことができません。
・危険物
火薬・ガス・有害物質など
・医療系廃棄物
注射器や薬品が入っていた瓶など
・可燃物
ライター・スプレーなど
・動物の死がい
ペットをはじめとする動物全般
・汚染物
食品・液体など
・血液が付着したもの
文字どおり血液がついたもの全般
・建築系廃棄物
建築において生じた廃棄物全般
・特殊重量物
ピアノ・金庫など
ただし一部の不用品回収業者は、上記の処分に対応していることもあります。
しかしその場合費用が割増になる可能性が高いので、いずれにしても積み込めるか怪しい不用品がある場合は事前に問い合わせて確認することをおすすめします。
「軽トラプランが向いているのはこんな人」
軽トラプランが向いているのはどんな人であるかを解説します。
「大量の不用品がある人」
不用品が大量にある場合は荷物単位で費用が発生する一般的なプランよりも軽トラックプランにしたほうがお得に利用できます。
「リサイクル品も同時に処分したい人」
溜まってしまったリサイクル品も同時に処分したい方も、まとめて回収してくれる軽トラックプランがおすすめです。
「ラクラクと不用品回収をしたい人」
不用品の分別・袋詰・運搬をすべて依頼したいという方にも軽トラックプランはおすすめです。
「まずは見積もりを取ろう」
不用品回収業者が提供している軽トラプランは大変便利なサービスですが、場合によってはその他プランの方が安上がりになったり、多くの不用品を積み込みできないケースも考えられます。
このような失敗を防ぐためにも、まずは見積もりを取るなどして具体的な金額と最適なプランが何になるのか業者から確かめることが重要になります。
最善の回収方法を見出して、スムーズかつお得に不用品を処分しましょう。