PCの処分はどうすればいいの?
私たちの生活に欠かせないインターネット。
それを利用するためにはスマートフォンやPCといった機器が必要となります。
しかし、電子機器の寿命はそう長くありません。
使えば使うほど容量などが増えて動作が重くなってきますし、多くの処理を行うために高温になりやすく、その分部品の劣化も早くなります。
いずれにせよ使いにくさが浮き彫りになってくるので、そうなると皆さん買い替えを検討されるかと思います。
では、買い替えをする際に古いPCの処分はどうされているでしょうか?
本編では、幾つかパターンのあるPCの処分方法についてご紹介します。
PCは燃えないゴミではなぜダメなのか
まずPCはなぜ燃えないゴミとして処分できないのかについてお話します。
まず1つが「情報漏洩の危険性」についてです。
自分だけの情報であれば自業自得の範疇で収まりますが、PCは様々な情報のやり取りの場所であり保存場所でもあります。
自分以外の大切な情報なども沢山記録されていたりします。
情報管理についてはPCの所有者の責任が問われるので、適切な処理を行う必要があります。
またPCに利用される素材は、ただのゴミとしてではなく資源として再利用できたりします。
これは法律でも定められていて、「資源有効利用促進法」のもとに再利用してくれるところに依頼しなければなりません。
法の下で決められたことなので、これを無視して燃えないゴミなどに出してしまうと法令違反となるので注意しましょう。
PCの処分方法
①家電量販店に依頼する
全てのPCが対象で引き取ってもらえます。
引き取り自体は無料で行ってもらえるところが多いですが、一度回収希望の家電量販店に確認を取ることをお勧めします。
また、データ消去に関しては、特に気にならなければ自己責任とはなりますが依頼をせずとも問題ありません。
ただやはり気になるのでデータ消去もお願いしたいという場合は、別途費用が発生します。
②リユース企業に依頼する
昨今、注目を集めているリユース・リサイクル業界。
エコな取り組みが注目される時代だからこそ、かなり業界的にも力をつけてきています。
回収やデータ消去等について費用が発生することはありません。
何かと便利ですが、リユース企業によっても対応が異なる場合があるので、こちらも気になる企業をチェックして問い合わせてみることをお勧めします。
③廃棄物業者に依頼する
こちらもすべてのPCが対象で回収を行ってもらえます。
ただ回収には廃棄物業者ごとに定められた費用があるので、見積り検討してみる方が良いかもしれません。
また、データ消去といったことはめったに行っていないことの方が多いので、ここも一度チェックしておきましょう。
しかしながら、廃棄物業者は他に不用品等あれば総体的に安く収められることもあります。
PC1台に対して費用を設定している場合は、それ単体の方がいいことはもちろんですが、不用品の総体積や総重量などといったように、計測の仕方によってはお得に済むこともあります。
まとめ
お伝えした処分方法以外にも、パソコンメーカーに依頼したり、地方自治体に依頼できたりと、PCの処分方法は色々あります。
大事な情報などが詰まっている可能性のあるPCだからこそ、最後の処分までしっかり責任もって行うようにしましょう。