溜まったCDやDVDを不用品回収に出す場合、専門に回収してくれる業者に相談しましょう。廃棄ディスクを専門に回収している業者なら無料回収に応じてもらえる場合が多いです。
しかしディスクの種類によっては回収不可、または有料になるケースも。ここではCDやDVDの不用品回収に関する費用や注意点を紹介します。
不用品回収業者にCDやDVDの処分を依頼できる?
CDやDVDはプラスチック製品にリサイクルできるので、基本的には回収に応じてもらえます。
記録媒体のなかでは、MDやフロッピーディスクなどはNGとなる場合がありますが、CDやDVD、ブルーレイディスクであれば規格は問わず回収が可能。
処理の流れとしては、CDやDVDなどを引き取ったあと種類ごとに分別して歌詞カードなどの紙類を取り除き、円盤だけの状態にしてから粉砕します。
CDなどは再生原料に加工され、最終的にプラスチック製品として生まれ変わります。そのまま捨てるよりも不用品回収に回したほうがスムーズに処理できます。
CDやDVDの回収依頼にかかる費用
CDやDVDの回収依頼にかかる費用としては、基本料金または定額料金に回収費やオプション料金が乗るケースが多いです。
基本料金+回収費(オプション料金)は不用品の量が少ないときに活用しやすいですし、量が多いときには定額料金で回収してくれるプランが便利。
料金の相場は数千円からとなりますが、回収するディスクの量や受取にやってくるまでの距離によって変わることも。
不用品回収業者に依頼するメリット
CDやDVDの処分は、そのままゴミに出すよりも不用品回収に依頼したほうがメリットがあります。
・大量に処分できる
大量にディスクが溜まっていると、ゴミに出すのは大変です。しかし専門の回収業者ならトラックなどで運搬してくれるので、廃棄の手間がかかりません。
・分別が不要
不用品回収業者では回収後に分別も行ってくれるので、ディスク本体と、歌詞カードやブックレットなどを一つずつ分ける手間もかかりません。
何十枚、何百枚とディスクがある場合、分別に時間がかかってしまいますが、回収業者に依頼すれば安心ですね。
・CDラックも一緒に処分可能
業者によっても異なりますが、ディスクを収納していたラックも一緒に処分してもらえる場合があります。
カラーボックス、スチールラックなどを丸ごと回収してもらうときに別途手数料やオプション料金がかかることがありますが、粗大ゴミとして個別に廃棄する手間がかからないので、引っ越しや模様替えなどで時間がないときでも安心です。
CDやDVDの処分を依頼する際の注意点
CDやDVDの処分を依頼する際、注意したいポイントを紹介します。
・データ読み取り不可の状態にする
写真や動画など個人が特定できるようなデータが入ったディスクは、あらかじめデータの読み取りができないように傷を付けるなどする必要があります。
音楽CDやDVDはそのまま回収に出せますが、個人情報の問題があるディスクは事前に処理しておきたいところ。
業者のなかには個人情報の保護を重視し、責任をもって廃棄してくれる場合もありますが、念のため相談しておくと良いでしょう。
・確定した見積もりをもらっておく
ディスクを不用品回収に出す場合、量や内容に応じて料金が変わる場合がほとんどです。まずは業者に電話かメールで連絡し、「CDが100枚、DVDが30枚」など数量を伝えて見積もりをとってもらいましょう。
次に移動や運搬にかかる料金も調べます。遠方の業者に依頼すると長距離移動となり料金が割高になる可能性も。
なかにはオプション料金を知らずに依頼し、現場で追加料金を請求されるケースもありますし、依頼したが結局費用が高すぎて断念するケースもみられます。費用については事前にはっきりとさせておき、後からトラブルにならないように準備しておきましょう。
回収業者のウェブサイトをチェックする
ディスクの回収に応じてもらえるかどうかは、不用品回収業者のウェブサイトで確認できます。「CD・DVD」などと表記されているか、料金体系がわかりやすく書かれているかをチェックします。
オプション料金や配送費用がかかる場合も、料金表が掲載されていれば自分で見積もりをとることができます。
わからないことは電話で問い合わせをしても良いですし、直接見積もりにきてもらう方法もありますので、丁寧に回収処理してくれる業者を探してみてください。