プリンター処分はどのような方法を用いればいいか、困っている方は少なくないと思います。
不用品回収業者に依頼をはじめ、自治体のゴミとして出す方法、家電量販店やメーカーに下取りしてもらう方法、リサイクルショップや買取業者に中古として売る方法など様々。
特に面倒な作業や手間がかからず処分できる方法としては、ズバリ「不用品回収業者へ依頼」です。
この記事ではプリンター処分の方法や注意点などについて詳しく解説していきます。
「プリンターはどうやって処分するの?」
プリンターの処分方法をそれぞれ解説します。
「不用品回収業者に依頼する」
データ消去やインクの破棄など、面倒な作業を省きたいという方におすすめの処分方法としては「不用品回収業者への依頼」です。
基本的に不用品回収業者は対応している不用品であれば、特にこちらが何の作業をすることもなく処分を依頼できます。
その他方法を選択した場合、型番などが古かったり故障しているものは処分できない可能性もありますが、不用品回収業者であればどんな状態のものでも引き取ってくれるので非常に便利です。
なお処分費用の相場としては3,000円程度となっています。
「自治体のゴミとして出す」
プリンターは自治体の粗大ゴミとして出すことが可能です。
自治体によって異なりますが、あらかじめインターネットもしくは電話にて申請を行い、コンビニなどで「粗大ごみシール」「処理券」を購入します。
上記のシールか券を処分したいプリンターに貼りつけ、自治体が指定する日時に収集場所に出すことで業者が持って行ってくれます。
処分にかかる費用としてはプリンターのサイズによって異なるものの、だいたい300円~1,000円が相場となっています。
「家電量販店やメーカーに下取りしてもらう」
家電量販店やメーカーによっては、新しいプリンターを購入する場合、下取りしてもらうことが可能です。
ただし家電量販店やメーカーによって、下取りに対する方法・条件が異なるので、事前に確かめておく必要があります。
下取りができるプリンターで新たな機種の購入を検討しているのであれば、下取りがもっともスムーズな処分方法と言っていいでしょう。
「リサイクルショップや買取業者に中古として売る」
リサイクルショップや買取業者もプリンター処分には役立ちます。
ただしあまりにも古いモデルであったり、故障している状態のものだと買い取ってもらえない可能性がきわめて高いので注意しましょう。
比較的新しいモデルであれば、それなりに高価買取が実現するものの、それ以外は安く叩かれるケースがほとんどなので、お小遣い程度になればいいくらいの気持ちで利用したほうがいいかと思います。
少しでも高く売りたい・どうしても処分したいのであれば、何件か店舗をまわって比較することをおすすめします。
「プリンターを処分する際の注意点」
プリンターを処分する際の注意点をそれぞれ解説します。
「データの消去」
モデルによっては内部にHDD(ハードディスク)を搭載しているものがあり、大切なデータが残っている可能性があります。
言うまでもなくデータが残っている状態での処分は、個人情報を抜き取られるリスクがあるため、非常に危険です。
必ずデータを消去してから処分するようにしましょう。
「インクの廃棄方法」
プリンターを処分する際に見落としがちなのが「インクの廃棄」です。
残念ながらインクはリサイクル対象品のため、ゴミとして処分できません。
まだプリンター内部のインクカートリッジが残っているなら、その旨を伝えればそのまま引き取ってくれるケースもありますが、空の場合はリサイクルする必要があるので注意しましょう。
なおインクの破棄方法としてもっともスムーズなのは、家電量販店に設置されている「インク回収BOX」に投入することです。
「事業所用と家庭用の違い」
家庭用プリンターであれば、前述したいずれのかの方法で処分することができます。
しかし事務所用の場合はやや複雑になります。
リースもしくはレンタル製品の場合、契約上の所有権に従うことになるので利用者が勝手に処分できません。一般的にリースなどの製品の所有者はリース会社になるので、しっかりと契約書を確認しておきましょう。
「こんな人はプリンターの処分を不用品回収業者に依頼すると便利」
プリンターの処分を不用品回収業者に依頼したほうがよい人の例をあげます。
「プリンター以外に複数の不用品を処分したい人」
プリンター以外にも処分したい不用品が多数ある場合は、まとめて処分を依頼できる不用品回収業者が便利です。
不用品回収業者は多くの不用品処分に対応しているので、ほぼ間違いなく回収してもらえます。
また、運搬などはすべて業者が行ってくれるので、指示をするだけで作業をする必要がないのもメリットです。
「状況に応じて処分方法を変えよう」
プリンターの処分方法はひとつではありません。
最適な処分ができるよう、どの方法を選択すればいいのかよく比較・検討をしましょう。