不用品はどこへ?回収された不用品のその後
今回は不用品回収で引き取られた不用品のその後の流れや、リサイクル・リユースされる方法についてご紹介します。
回収された不用品はその後どうなる?
不用品回収で引き取られた不用品の、その後の流れについて確認していきましょう。リユースされる
回収された不用品の中には、リユースされるものが少なくありません。不用品とは言え、修理をしたり、清掃をしたりすれば、まだ商品として販売できるものも多くあります。リユースによって必要な人の手に渡り、活用されていることもあるでしょう。リサイクルされる
不用品のその後としてリユースと並んで多い活用法がリサイクル。不用品を解体して素材別に分類した後、新しい商品の部品とされるため、リサイクルで資源として活用されれば、ゴミの削減に貢献できます。海外に輸出される
海外に輸出された後、リユースされる不用品も多くなっています。日本では需要のない物であっても、海外ではまだ必要とされている物も多く存在するためです。海外で綺麗な状態になった後、リユース品として販売されます。ほとんどはリサイクル・リユースされる
回収された不用品のほとんどはリサイクルやリユースで活用されますが、リサイクルされる流れをご紹介します。STEP1:日本の市場でリユース
不用品回収で引き取られた物はその後、需要があれば、日本の市場でそのまま販売されることもあります。そのままの活用が可能であれば活用され、日本で必要とされないものは海外に輸出されることもあります。STEP2:海外に輸出されてリユース
日本での需要がない物を引き取った場合、海外に輸出した後、リユースされることが非常に多くなっています。貨物コンテナで不用品を海外に運ぶと、現地の修理技術者が修理・清掃してから販売します。STEP3:リサイクル品として新たな商品へ
海外でのリユースが難しい破損品・汚損品については、リサイクル品に分類され、新たな商品の部品として活用されることに。新たな商品として蘇った不用品は、その後、店頭でリサイクル素材使用品として販売され、必要としている人の手に渡ります。違法な不用品回収業者に注意
不用品回収を依頼するときは、違法な業者を利用しないように注意しましょう。違法な不用品回収業者とは?
違法に不用品の回収を行っている業者とは、必要な許可を得ていない、無許可の業者のことです。無許可の業者に回収を依頼すると、次のようなリスクがあります。・高額な回収料金を請求される
・不用品が不法投棄される
・不用品が海外に不正輸出される
・リユースやリサイクルに貢献できない
・不法投棄による環境汚染につながる
正規の不用品回収業者を選ぶためのポイント
違法性のない正規の不用品回収業者を選ぶには、次のようなポイントに注意しましょう。・「一般廃棄物処理業許可」を保有していること
・拡声器・チラシ・空き地で回収している業者に注意すること
・「無料」を宣伝している業者
不用品回収のその後を考え違法業者に注意
不用品回収で引き取られた不用品は、その後、リユース品やリサイクル品としてさまざまなところで活用されます。しかし、違法業者に引き渡してしまうと、不当な料金を請求されたり、環境問題を悪化させる原因になったりする可能性も。不用品の回収を依頼するなら、違法性のない正規の業者を選ぶことが大切です。今回ご紹介した3つの見分け方のポイントを覚えて、社会に貢献する、正規の業者に回収を依頼するようにしてください。
参考:広島の不用品回収・遺品整理業者|エコリサイクルセンター
参考:おうちパートナーズ|不用品回収・ゴミ屋敷片付けの情報サイト