不用品回収コラム

ゴミ屋敷になる人の特徴とは?対策について紹介

家族や友人から「どうしてこんなものを捨てずに取っておくの?」このように言われたことはないでしょうか?もし、心当たりがあれば、あなたもゴミ屋敷の住人になる可能性を秘めているかもしれません。なぜなら、このような行為が積み重なることでゴミ屋敷ができるからです。ゴミ屋敷とは自分以外の人がゴミと感じるものをため込んでいる建物(及び敷地)です。周りの人がほしい、価値があると思うものしか置いてなければゴミ屋敷と呼ばれることはありません。あなたの家にあるものは全て必要なものでしょうか?この先一度も使うことのないゴミなのに取っておいているものはありませんか?ゴミ屋敷は決して他人事では有りません。何も対策をしなければ自宅がゴミ屋敷になる可能性が誰にでもあると考えてもいいのです。この記事では、ゴミ屋敷に陥りやすい人の特徴と、ゴミ屋敷にならないための対策を紹介します。気付いた時には目の前がゴミの山という最悪の事態を防ぐためには、ゴミ屋敷の住人になるきっかけを知り、対策を立てて原因を一つずつ潰していきましょう。

ゴミ屋敷住人になる人の特徴は? 5つの特徴と対策をセットで解説!

自宅をゴミ屋敷にしてしまう人にはある特徴があります。この章ではどんな特徴がゴミ屋敷の原因を作っているのかを見ていきましょう。そして、原因を作らないようにする対策も紹介していきます。

ゴミ屋敷になる人の特徴① ものを捨てるのが苦手

捨てるのが苦手なことはゴミ屋敷になる要因になりますが心当たりのある人も多いでしょう。買うものより、消費するか捨てるものが少ないと家の中のものは増えていくのは当然ですね。一般的に戦後のもののない時代に生きてきた人は捨てることが不得意と言われますが、それ以降に生まれた人も油断禁物です。若いうちは働いて収入を得ることができるので、ものが無くても買えばいいと割り切ることができますが、年金暮らしになると限られた収入で気持ちに余裕が無くなり、ものを捨てることが以前より難しくなることがあります。また、最近ではゴミを捨てるルールが厳しくなり、捨てることが以前より手間もコストも掛かるため捨てられずそのままという人も増えています。大きなものを買う時はその処分費用が掛かることを意識して予算を組むこともゴミ屋敷の対策として大切な考え方です。

ゴミ屋敷にしない対策:捨てるのが苦手という人は以下の対策が有効です。

対策① まず捨てやすいものから捨てる

燃えるゴミのようにすぐ出せるもの、捨てることに心理的に抵抗がないものを捨てて、ものを捨てることに慣れることがゴミ屋敷対策の土台になります。

対策②捨てるもののリストを作り可視化する

処分するものを一覧表にして、アイテム別に捨て方、自治体の回収日を記入しておくと捨てる予定のものが一目で確認できるので、捨てる行動に移しやすくなる有効な対策です。加えて、捨てるか残すか迷っているものをリスト化するのもおススメの対策です。何度もリストを見て検討しているうちに捨てる決断ができます。

対策③ 家族や友人に手伝ってもらう

手伝いに来てもらうとゴミ捨て作業を進めないわけにはいかないので有効なゴミ屋敷対策になります。捨てようか迷う時にも他人の客観的な意見を聞いて捨てる決断ができることもあります。

ゴミ屋敷になる人の特徴② "お得なセール"や無料サンプルに弱い

世の中はお得、限定、今だけ、などのキャッチコピーが溢れていますが、これらの商品は本当に必要なものでしょうか?バーゲンセールにつられて買う予定のないものを買ったけど使わなかったという体験をした人は注意しましょう。なぜなら、要らないものを買うと家の中のモノが増え、ゴミ屋敷になるきっかけを作るからです。無料サンプルをたくさん集める人も同様の理由で注意が必要です。必要だったものを捨てるより、要らないのに買ってしまったものを捨てる方が厄介というパラドックス。人は自分の決断が正しかったと思おうとする傾向があります。これは「自己正当化バイアス」と呼ばれる心理的な現象で誰しも影響を受けています。必要のないものを買ってしまっても自己正当化バイアスが邪魔をして、要らないものと認められず処分することができないこともゴミ屋敷になる原因の一つです。必要だったものを処分する方が容易だったりします。なぜなら、買った当時は明確な理由があり必要だったものだからこそ、今は不用だと判断する理由もはっきりするからです。例えば子どものために買ったチャイルドシートは当時、疑いなく必要だったはずですが、子どもが大きくなったら要らないとすぐに判断できるでしょう。

ゴミ屋敷にしない対策:お得なセールに弱い人は以下の対策を試しましょう。

対策① 買う前によく考える

お買い得などのセールスコピーは販売者側がどうやって売るか考えたものです。あなたにとってお得かどうかはあなた自身が決めると心に誓いましょう。売る側は善意ではなく売るためにあなたに勧めているという事実はしっかりと認識しましょう。自らの意思で自分が本当に欲しいものを購入することがゴミ屋敷にしない対策になるのです。

対策② 無料サンプルも貰う前に考える

無料サンプルは小物が多いためついつい貰ってしまいますが、気付いたら大量のサンプルが引き出しの中にたまっていることになります。タダでも自分に必要なものか判断する習慣をつけましょう。必要なもの、欲しいものを判断する訓練にもなり結果として有効なゴミ屋敷対策になります。

ゴミ屋敷になる人の特徴③ 社会的に孤立している

自立や死別などさまざまな理由で家族が離れ離れになり一人で暮らすことになります。実は一人暮らしで孤独になることがゴミ屋敷になる要因になることをご存じでしょうか?二つの大きな理由が挙げられます。
一つ目は、一人暮らしの孤独を紛らわすために自分の周りをもので満たすからどんどんゴミ屋敷になるためです。止める人がいないためゴミ屋敷化は加速していきます。
二つ目は、他人との関わりがなくなると自分の生活が客観的に見れなくなり、ゴミ屋敷に住んでいても気付かなくなるためです。さらに一人で生活していると他の人も気付かずゴミ屋敷になっていることを指摘されることもありません。一人暮らし、孤立化というと特に高齢者を思い浮かべる人も多いと思いますが、若い世代でも人と関わらないとゴミ屋敷になりやすいのです。

ゴミ屋敷にしない対策:社会的に孤立している人への対策を見ていきましょう。

他の特徴と違い、当事者である孤立している人が自発的に行動に移す対策は難しいでしょう。なぜなら、孤立しているがゆえにゴミ屋敷になっていることを自覚できず対策を講じることもないからです。

対策① まずは身内が気にかける

別の場所に住む身内の人が気付いた場合、大変ですが助けてあげれば最も有効なゴミ屋敷対策になります。頻繁に連絡を取ったり、見守り、訪問、通所などのサービスを利用したりして孤立を防ぐよう対策を考えましょう。

対策② 近隣住民が対応する

近所にゴミ屋敷があると、衛生面、防犯面、火災の危険性の面などさまざまな問題に直面します。近隣住民の皆さんで話し合い、対策を考えましょう。できればゴミ屋敷に住んでいる人と円滑なコミュニケーションが取れればいいのですが難しい場合は、自治体とも連絡を取り合いながら連携して対策を講じましょう。

ゴミ屋敷になる人の特徴④ 忙しすぎて心と時間に余裕がない

ゴミ屋敷になる人で20代~50代の働き盛りの世代に多く見られるのは忙しすぎる人です。本来、捨てるべきゴミの取捨選択もでき、体力的にも問題ないはずですが、仕事に忙殺されて心と時間に余裕が持てなくなってしまうことで徐々にゴミを貯めていき、最終的にゴミ屋敷になってしまうパターンがあります。

特に注意するのは夜勤がある職種の人

看護師などの病院勤務や24時間稼働している工場勤務の人などはゴミ屋敷になる可能性の高いようです。夜勤のある人がゴミ屋敷になりやすい決定的な理由は、通常ゴミが出せる時間帯に家に帰れないためです。地域によって違いますが、夜勤明けで帰ってきてもゴミ出しに間に合わない人も少なくなく、どんどんゴミを貯めていきゴミ屋敷になっていくのです。

ゴミ屋敷にしない対策:忙しい人の中でも特に問題の起こりやすい夜勤のある人のゴミ屋敷にしないための対策を解説します。

対策① 自治会(町内会)や管理会社に相談する

ゴミの収集場所を管理するところにゴミ出しの時間帯などを相談して対策を考えましょう。一戸建てであれば地域の自治会の会長、賃貸のアパートやマンションでは管理会社になります。前日からのゴミ出しを許可してもらうことが特に有効な対策です。

対策② 昼勤の週までゴミを貯めておく

夜勤が固定でない場合は昼勤の時にゴミを出すことが有効な対策になります。ゴミを貯める期間が他の人よりも長くなるため、ゴミを減らす、生ごみのにおいの対策をするなど注意する点もありますが、周囲の手を借りなくても実践できるゴミ屋敷対策になります。

対策③ 自治体に相談する

自分の住んでいる市町村にどのように対策を講じればいいか相談しましょう。夜勤によるゴミ出しの問題は、全国共通の問題です。具体的な対策を考えている自治体なら力になってくれるでしょう。

対策④ 職場か住居の環境を変える

自分の住んでいる家でどうしても夜勤のゴミ出しに対応できない場合は、転職や配置換えで夜勤のない仕事をするか、24時間ゴミ出しのできるアパートやマンションに引っ越すなどの抜本的な対策を考えましょう。どちらも簡単な対策ではありませんが、ゴミ屋敷で暮らすことを考えれば検討する価値はあると思います。このように夜勤の人は具体的なアクションを起こさなければゴミ屋敷を止める対策を打つことはできませんが、逆の言い方をすれば対策を打つことでゴミ屋敷を食い止めることができるのです。

ゴミ屋敷になる人の特徴⑤ 潔癖症の人

実は潔癖症の人の住まいがゴミ屋敷になる事例が数多く報告されています。原因は、潔癖症の人はゴミに触りたくないため部屋のゴミを放置してしまうためです。その結果、部屋の中がゴミだらけになり、ゴミ屋敷化してしまうのです。

ゴミは時間が経てばより汚く、不快な臭気も発生します。長期間放置されたゴミは潔癖症でなくても処理したくないものです。そうなると悪循環です。より不潔なゴミはどんどん増えていき、瞬く間にゴミ屋敷になってしまうでしょう。

ゴミ屋敷にしないための対策:潔癖症の度合いによって取るべき対策も変わるでしょう。

対策① 軽度なら自力で部屋を清潔に保つ

日常のゴミを自分で処理できるなら、自力で部屋をきれいに保ちましょう。生ごみなども臭くならないうちにビニール手袋などで処理できるなら大丈夫です。放置してそれ以上不潔に感じる前に捨てることが有効な対策です。

対策② 他人に任せられるなら業者に頼む

民間のゴミ回収業者に片付け、清掃を依頼するのは直接的な対策になります。もし、他人に自分のゴミを触らせたくない、そもそも部屋に入れたくないという人は難しいですが、そうでなければ業者に頼んで部屋をきれいにすることが一番確実なゴミ屋敷対策になります。

対策③ 専門の医師に診てもらう

潔癖症が重度か軽度かはそもそも精神科医のような専門の医師でなければ判断できません。

潔癖症は強迫性障害(ODC)と呼ばれる疾病の疑いがあるようです。社会生活に支障をきたすほどの潔癖症ではないか心配であれば医師に診てもらうべきではないでしょうか。潔癖症のような内面の問題を解決することは重要なゴミ屋敷対策になります。

まとめ

さまざまな要因が複合的に絡み合うとゴミ屋敷が生まれる可能性は大きくなります。その要因を一つ一つ分解して理解しなければ有効な対策はできません。ここで挙げたゴミ屋敷対策を一つずつ実行していくことで部屋が片付いていくでしょう。ゴミ屋敷は一旦生まれてしまうと、解決のために多大な労力、費用が掛かってしまいます。早期に対策を立て、ゴミ屋敷の原因となる芽を摘んでいくことが最善の対処法です。ゴミ屋敷は一朝一夕にはできません。そこに暮らす人の日々の積み重ねの中にゴミ屋敷を生み出す原因が潜んでいるのです。どんな人の行動が家の中にゴミを貯め続けていくのかを知り、対策を講じていくことで自分の住居のゴミ屋敷化を防止しましょう。

参考:介護に関するお役立ちメディア「ケアスル介護」

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