店舗を移転・閉店するときには、大量の不用品が出てくるものです。売りきれなかった商品に加え、設備や什器など、数え切れないほどの不用品が発生するでしょう。
移転・閉店時の不用品処分について、回収業者を利用せず行うことは現実的ではありません。そこで、店舗で不用品回収業者を利用する時のポイントや注意点について解説します。
移転や閉店時に不用品回収をスムーズに進めるコツ
移転や閉店に伴って、不用品を処分するときのコツは次のとおりです。
商品は在庫を減らしておくこと
店舗で販売している商品は、売り切り価格にして、なるべく在庫を減らしておくことが基本です。在庫を減らすことは売上にもなる上に、処分にかかる費用を削減することにもつながります。さらに回収に必要な時間も短くなるなどメリットばかりなので、商品在庫はセールで減らしておきましょう。
なるべく早めに依頼すること
不用品回収はなるべく早めに、時間的余裕を持って依頼してください。業者の対応はスピーディーですが、見積もりに納得できない場合や、業者への依頼が殺到している場合、閉店ギリギリでは間に合わなくなってしまう可能性もあります。なるべく早めに連絡をしておきましょう。
移転や閉店時の不用品回収の注意点
不用品回収を利用する際には、次のようなポイントに注意してください。
マニフェストの作成を依頼すること
店舗の不用品を回収してもらう際には、必ずマニフェストの作成を依頼しましょう。マニフェストには、不用品の処分を行った業者の名前と処分経路が記載されており、回収品を不法投棄されないために必要です。マニフェストを受け取らないと、悪質な業者によるトラブルに巻き込まれかねません。
産業廃棄物として処分すること
店舗の不用品は産業廃棄物とされます。そのため、通常の家庭ごみのように処分することができません。家庭ごみとして処分した場合、違法投棄として罰金や懲役などの科料に課せられる場合があるため、「産業廃棄物処理業許可」を得ている業者を利用しましょう。
不用品回収の費用を安く抑えるコツ
最後に、不用品回収のコストを抑えるためのコツを解説します。
定額パックの業者を利用すること
不用品回収のコストを抑えるには、定額パック制の業者がおすすめです。店舗閉店では不用品の数が多くなりがちで、一品ごとに料金が設定されている業者であれば想像以上に高額となることもあります。
しかし定額パックの業者であれば、トラックの大きさと台数によって料金が決まるため、トラックに積めるぶんだけ積んでも料金は変わりません。なるべくコストを抑えるためには、定額パックを採用している業者を利用しましょう。
オプションの費用を確認すること
利用する業者によっては、オプションの費用が追加されて高額になるケースもあります。搬出費、出張費、車両費、作業員追加費用など、さまざまな費用が追加されていけば、あっという間に高額になるもの。
オプション費用の発生の有無と、それぞれの金額を確認し、回収費用とあわせてトータルで最もお得になる業者を選んでください。
閉店・移転時の大量の物も不用品回収で一気にきれいに
店舗の閉店・移転時には大量の不用品が出てくるものですが、不用品回収を利用すれば、一度の依頼で一気に店内を片付けることができます。セールで商品在庫を減らしたら回収業者に連絡をし、早めに作業を開始すると処分がスムーズです。
閉店・移転時の不用品回収費用を安く抑えるには、定額パックの業者を利用し、オプションの費用も併せてトータルで考える必要があります。「エコレンジャー」ならオプション費用も含めた定額パック制を採用しているため、追加料金が発生せず非常にリーズナブルです。